Franziskarner Kirche(フランツィスカーナー教会)
聖キリアン教会から少しのところにフランツィスカーナー教会がある。聖堂の扉が開かずにガタガタやっていると、通りすがりの人が通用口を教えてくれた。
文字通りフランシスコ修道会(OFM:Ordo Fratrum Minorum. St.Francis)の教会であるが、おいてあるパンフレットの写真などによるとどうもコンベンツァル聖フランシスコ修道会(OFM Conv.)のように見える(深く考える必要はない?)。
古い教会ではあるが、フランシスカンらしく素朴で清楚な聖堂内だった。
そういえばヴュルツブルクに到着したときに駅にOFM Conv.の修道服を着た方が歩いていた。
マイナスになるほど寒いというのに修道服の上にコートも羽織っていなかったのが印象的で、ぼんやりと、寒さに耐えることも信仰の証なのかなと思った。
リーメンシュナイダー(1510頃)
このピエタを見たときに、500年近く前の作品であるのに彩色がキレイであることに驚かされた。
透明感のあるマリアの目がとても美しく、小ぶりで上品な作品だった。
写真で見ていたときは、フーンと思っていたのだが、とても良い作品で、好きになった作品の一つである。
ピエタの前にはひざまづき台があり、作品を見上げるかたちで祈ることができる。
リーメンシュナイダー工房(1513~)
Jörg Riemenschneider(リーメンシュナイダーの子)(1529~)
作品の真横に参列者用の椅子が並べられているのがすごいと思った。
この席に座ってミサに与ってみたい。。。
作品タイトル(ドイツ語)、制作年等は「リーメンシュナイダー紀行」さんから転載させていただいています。
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