Sunday, February 8, 2009

第33回大相撲トーナメント

予期せぬご招待をいただき、第33回大相撲トーナメントに行った。

土俵が近ーい。
後で知ったところどうやらスポンサー席だったようで(ひどい格好で観戦してしまった・・・)、枡席の最前列という貴重なお席で観戦することができた。

すぐ前の列(溜席の後ろ)は報道記者席であるため、本場所でないトーナメントでは一列ガランと空いており、障害物(失礼)もなくとにかく土俵がよく見えた。というか、近すぎて力士と目が合いそうで恥ずかしかったです。

ちびっこ相撲

十両トーナメントの後のちびっこ相撲では、事前に予想していた通りに琴欧洲関(優しそうだしちびっこにはピッタリ)と日馬富士関(新大関だし優しそうだし子ども好き)が登場し、嬉しい極まる人選。
お二方とも本当に優しそうな表情で、見ていて和やかな気持ちになった。




日馬富士関
泣いてしまった(目に砂が入った?)子どもをもう一度土俵に呼び戻してあげるなど、優しい一面がよく見えた。
笑顔もとてもよかった。




琴欧洲関
琴欧洲関の「ハッケヨイ、ノコッタ!」という声まで聞こえてきてかわいらしかった。
子どもの扱いが上手でまるで保育士のよう(若干手荒な感じがかわいい)。




今回ちびっこたちはインターナショナルスクールの子どもたちで、みんな細くて白くて足が長い。
髷にまわし姿ではあるものの、琴欧洲関にからみつく子どもたちが、なんだかマニエリスムやバロック時代の西洋彫刻のようで、ベルニーニを思わせる不思議な雰囲気だった。



土俵入り

初切(しょっきり)に続いて幕内トーナメントに先立つ東西力士の土俵入り。

例の雅山関ファンの子(タイガースのユニフォーム姿に「みやびやま」の手作りはちまき=もちろん手書きを巻いた男の子。初場所ではいつも正装してるので偉いと思う)の声援が聞こえると、普天王関が笑っていたのが気になった。これも花相撲ならでは。

雅山関ファンの子と普天王関



左:笑う普天王関
右:雅山関(の大銀杏の左にタイガースのユニフォームの子)


豊真将関(左)と豪栄道関(右)
化粧まわしがおそろい。




横綱・朝青龍土俵入り
横綱はさすが貫禄で、いつも花があっていいなと感じさせられる。




幕内トーナメント

今回はトーナメントなので、勝てば同じ力士が何度も登場する。それだけに贔屓の力士には勝ち進んでもらいたいものなのだが、応援していた力士が1回戦で敗退してしまったり・・・ と残念な取り組みも多かった(大関は琴欧洲関を除いてみんな1回戦負け。ううう・・・残念)。




取り組み前
花相撲なのでリラックス気味ではあったが、取り組み前は皆さん真剣な面持ちだった。




上から把瑠都関、日馬富士関、稀勢の里関、琴欧洲関


琴欧洲関 vs 横綱・朝青龍
朝青龍ファンの同行者のためにも優勝してほしかったのですが、個人的には琴欧洲関に勝ってほしい・・・ と複雑な一番がこれ。
結果は☆琴欧洲関 - ★朝青龍関だった。
琴欧洲関は勝ち進む度に東へ西へと移動していました。






優勝決定戦
優勝決定戦は琴欧洲関 vs 横綱・白鵬。琴欧洲関は負けてしまったとはいえ準優勝なので、素直に嬉しい。



賞状授与
賞状とトロフィーの授与があり、敢闘賞は栃ノ心関。
栃ノ心関、よくがんばっていて感心して見ていた。敢闘賞受賞おめでとうございます。


No comments:

Post a Comment