Friday, January 28, 2011

"FILM JLG SOCIALISME"


ジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダール・ソシアリスム(FILM SOCIALISME)』を観た。

ゴダールの作品はやはり完全な理解は難しい(というかわたしにとっては程遠い・・・)が、それでも理解できる部分のつながりから導き出すものが仮に答えだとしてもよいのならば、やはりよみ解いてゆくのは楽しく、とても興味深い映画だった。

今回は(主に3D作品との比較での)映画というものやデジタル化というもの、映像そのものの美しさ、(引用による)台詞、音楽(の引用)、etc. と、映画のテーマ以外のところでも思うところ多々あった。

最も感想を書くのが難しい部類の映画ではあるが、とにかくゴダールの世界観を楽しむことができ、この映画のテーマ「ソシアリスム」に対しては現代に生きる者のひとりとしての不安や焦りのようなものも感じた。


☆☆☆☆(4点/5点満点)

No comments:

Post a Comment