メチャクチャな年齢層ですが、仲良し5人組(?)が一年ぶりに再会して、お食事をしました。
この一年でいろいろとあり、それぞれの近況を報告し合ったりして、とっても楽しい時間でした。
お食事はすごくおいしいイタリアン。
わたしが一番たくさん食べました。
Thursday, April 30, 2009
Wednesday, April 22, 2009
阿修羅・吉岡徳仁・芸大
海外から一時帰国している友人と一緒に上野・渋谷・麻布界隈を散策してきました。
以下、仏像好き故に仏像中心の感想です。
目玉はタイトルにもなっている国宝 阿修羅像(八部衆のうち)。
人気の仏像ナンバーワンと言える阿修羅は、3つの憂い顔と細長い6本の腕で何かと注目されていますが、当然ながら今回も阿修羅は特別扱いでした(笑)
阿修羅の陰に隠れていますが、十大弟子(現存する6体)、八部衆といった国宝が一堂に会するというのも見逃せません。
興福寺の国宝館ではいずれもがガラスケースにおさめられているため、この度の展覧会では背後から拝めるというのも貴重な体験でした。
また、展覧会という会場の特質上、仏像にはライティングによる「影」ができます。
この影がとても美しいので、お出かけになった方はぜひ優美な影もお楽しみください。京都・東寺並みです。
十大弟子
八部衆
展示方法でも注目を集める東京国立博物館ですが、第2室に入るといきなり十大弟子がズラリと並んでお迎えしてくれます。続いて八部衆(阿修羅を除く)が並び、各像を堪能した後、左右にいくつものモニター(阿修羅の各部位が映し出されている)が並べられたトンネルをくぐると、いよいよ阿修羅の登場です。
阿修羅
見下ろす形で阿修羅に出会えるのですが、第一印象は「CGみたい」、「ライトが黄色い」ということでした。
光の加減なのでしょうけれど、もともと厚みのない阿修羅がレリーフのように見えて、3DCGが目の前に投影されているような錯覚を受けました。その分、アウトラインがクッキリとしていて、像全体の表情がわかりやすいように感じました。
保存のためなのか、像の細部を浮き立たせるためなのかはわかりませんが、阿修羅の持つ本来の色味がわかりにくいものの、永年の経過で退色しているとは言え、衣服(モンペみたいなところ)の柄は本当に美しかったです。
阿修羅をはじめ、天平時代のこれらの彫刻群は脱活乾漆という手法でつくられており、中身は空洞。粘土でつくられた原型に漆を含ませた布を重ねてゆき、最後に中の粘土を取り除くという方法ですが、木彫の像と比較すると、脱活乾漆と知らなくても何となく(重量が)軽そうな、中身が空洞そうな印象を受けます。
脱活乾漆の仏像はほかにもありますが、個人的には興福寺の十大弟子や八部衆に特に「脱活乾漆っぽさ」を感じます。
そのせいなのか、阿修羅を観るといつもイメージしているよりも華奢な印象を受けます。今回もイメージしていたよりもやや小ぶりに感じられ、あの憂い顔や細く長い腕、重心を感じさせない足もとがとても可愛らしく感じられました。
やはり魅力のある仏ですね。
さて、第3室には、大好きな仏師・運慶♥の仏頭と仏手が展示されています。
仏頭
被災によって、西金堂本尊丈六釈迦如来像の頭部と手の一部を除いた全てが失われてしまったそうですが(だから国宝ではなく重要文化財なのね)、頭部を観るだけでもかなりの大きさであったことがわかります。
螺髪(らほつ。頭のグリグリのこと)も3割~4割方とれてしまっていますが、このまばらになった頭部のシルエットがとても美しいです。
同じ仏像でも下っ端(失礼)になるほど、衣や甲冑、顔の表情などの表現から繊細な面が見られるのに対して、如来系は全裸に近くツルっと張りのある表現(ある意味固い)がよく用いられますが(顔も無表情)、この像も元来は釈迦如来であることから、運慶が若かりし頃に彫った円成寺の大日如来に通ずる肌の張りが感じられました。それと同時に仏手からは、張りもあるものの動きのやわらかさも感じられ、ぜひとも像の全体を観てみたかったと残念に思いました。
運慶作の現存する最後の作品である興福寺北円堂の秘仏、無著・世親像(数年前の興福寺展で東京にも来ました。無著は運慶彫刻で一番好き)の持つ人間的な表現にどのように到達したのかを探る意味でも、全体像を観てみたかったです。あぁ、もったいない。
※無著・世親像の安置されている北円堂はGWに公開されてます(ました)
ジュエリー好きではないのですが、これが結構面白かったです。
中国・インド・エジプトなどの東洋趣味のジュエリーがたくさんあるのですが、どれもフランス人が解釈した異国情緒、というような雰囲気で、楽しむことができました。
特に後半は、ジュエリーとともにエピソードの映像(ジャン・コクトー、ディートリッヒ、エリザベス女王、ティナ・ターナーなど多数)が投写されていて、その映像も、投影方法もステキなのですが、吉岡徳仁ってやっぱり好きかも、と思わされました。
最後には作業台が展示されていますが、映像と組み合わされて実に面白かったです。
現代アート、やばいんじゃない? と思わされました。
www.tokujin.com
時々発作のように芸大名物の「バタ丼(豆腐のバター丼)」を食べたくなることがあるのですが、これまではなかなか実現せずにうなだれていました。
約10年ぶりの味に感動☆
味にうるさい友人も「おいしい」と納得してくれました。
ちなみに、バタ丼:480円、小バタ丼:450円。値上がりしてないか? いまはお味噌汁付きになったらしいです。
バタ丼のせいであまり食べられず、レバ刺が売り切れでガッカリしましたが、目にもお腹にもおいしい一日でした。
興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展
第一の目的は東京国立博物館の平成館で開催されている「興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」の鑑賞。以下、仏像好き故に仏像中心の感想です。
目玉はタイトルにもなっている国宝 阿修羅像(八部衆のうち)。
人気の仏像ナンバーワンと言える阿修羅は、3つの憂い顔と細長い6本の腕で何かと注目されていますが、当然ながら今回も阿修羅は特別扱いでした(笑)
阿修羅の陰に隠れていますが、十大弟子(現存する6体)、八部衆といった国宝が一堂に会するというのも見逃せません。
興福寺の国宝館ではいずれもがガラスケースにおさめられているため、この度の展覧会では背後から拝めるというのも貴重な体験でした。
また、展覧会という会場の特質上、仏像にはライティングによる「影」ができます。
この影がとても美しいので、お出かけになった方はぜひ優美な影もお楽しみください。京都・東寺並みです。
十大弟子
八部衆
展示方法でも注目を集める東京国立博物館ですが、第2室に入るといきなり十大弟子がズラリと並んでお迎えしてくれます。続いて八部衆(阿修羅を除く)が並び、各像を堪能した後、左右にいくつものモニター(阿修羅の各部位が映し出されている)が並べられたトンネルをくぐると、いよいよ阿修羅の登場です。
阿修羅
見下ろす形で阿修羅に出会えるのですが、第一印象は「CGみたい」、「ライトが黄色い」ということでした。
光の加減なのでしょうけれど、もともと厚みのない阿修羅がレリーフのように見えて、3DCGが目の前に投影されているような錯覚を受けました。その分、アウトラインがクッキリとしていて、像全体の表情がわかりやすいように感じました。
保存のためなのか、像の細部を浮き立たせるためなのかはわかりませんが、阿修羅の持つ本来の色味がわかりにくいものの、永年の経過で退色しているとは言え、衣服(モンペみたいなところ)の柄は本当に美しかったです。
阿修羅をはじめ、天平時代のこれらの彫刻群は脱活乾漆という手法でつくられており、中身は空洞。粘土でつくられた原型に漆を含ませた布を重ねてゆき、最後に中の粘土を取り除くという方法ですが、木彫の像と比較すると、脱活乾漆と知らなくても何となく(重量が)軽そうな、中身が空洞そうな印象を受けます。
脱活乾漆の仏像はほかにもありますが、個人的には興福寺の十大弟子や八部衆に特に「脱活乾漆っぽさ」を感じます。
そのせいなのか、阿修羅を観るといつもイメージしているよりも華奢な印象を受けます。今回もイメージしていたよりもやや小ぶりに感じられ、あの憂い顔や細く長い腕、重心を感じさせない足もとがとても可愛らしく感じられました。
やはり魅力のある仏ですね。
さて、第3室には、大好きな仏師・運慶♥の仏頭と仏手が展示されています。
仏頭
被災によって、西金堂本尊丈六釈迦如来像の頭部と手の一部を除いた全てが失われてしまったそうですが(だから国宝ではなく重要文化財なのね)、頭部を観るだけでもかなりの大きさであったことがわかります。
螺髪(らほつ。頭のグリグリのこと)も3割~4割方とれてしまっていますが、このまばらになった頭部のシルエットがとても美しいです。
同じ仏像でも下っ端(失礼)になるほど、衣や甲冑、顔の表情などの表現から繊細な面が見られるのに対して、如来系は全裸に近くツルっと張りのある表現(ある意味固い)がよく用いられますが(顔も無表情)、この像も元来は釈迦如来であることから、運慶が若かりし頃に彫った円成寺の大日如来に通ずる肌の張りが感じられました。それと同時に仏手からは、張りもあるものの動きのやわらかさも感じられ、ぜひとも像の全体を観てみたかったと残念に思いました。
運慶作の現存する最後の作品である興福寺北円堂の秘仏、無著・世親像(数年前の興福寺展で東京にも来ました。無著は運慶彫刻で一番好き)の持つ人間的な表現にどのように到達したのかを探る意味でも、全体像を観てみたかったです。あぁ、もったいない。
※無著・世親像の安置されている北円堂はGWに公開されてます(ました)
Story of... カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶
次いで同会場表慶館にて、デザイナー吉岡徳仁監修・プロデュースの「Story of... カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶」を観てきました。ジュエリー好きではないのですが、これが結構面白かったです。
中国・インド・エジプトなどの東洋趣味のジュエリーがたくさんあるのですが、どれもフランス人が解釈した異国情緒、というような雰囲気で、楽しむことができました。
特に後半は、ジュエリーとともにエピソードの映像(ジャン・コクトー、ディートリッヒ、エリザベス女王、ティナ・ターナーなど多数)が投写されていて、その映像も、投影方法もステキなのですが、吉岡徳仁ってやっぱり好きかも、と思わされました。
最後には作業台が展示されていますが、映像と組み合わされて実に面白かったです。
現代アート、やばいんじゃない? と思わされました。
www.tokujin.com
東京藝術大学 大浦食堂
展覧会を見終えた後に空腹を覚えたので、ダメもとで芸大の大浦食堂に行くことに(大浦のおじさん、ちゃんと覚えていてくれました!)。時々発作のように芸大名物の「バタ丼(豆腐のバター丼)」を食べたくなることがあるのですが、これまではなかなか実現せずにうなだれていました。
約10年ぶりの味に感動☆
味にうるさい友人も「おいしい」と納得してくれました。
ちなみに、バタ丼:480円、小バタ丼:450円。値上がりしてないか? いまはお味噌汁付きになったらしいです。
その他
長くなったので割愛しますが、上野を出て渋谷をふらつき、最後は麻布で焼肉を食べて帰りました。バタ丼のせいであまり食べられず、レバ刺が売り切れでガッカリしましたが、目にもお腹にもおいしい一日でした。
仏像の写真はネット上の画像から転載させていただいています。
Monday, April 20, 2009
エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル 2009
来日するたびに訪れているエフゲニー・キーシンのピアノ・リサイタルに行ってきました。
キーシンは、「ピアノ界の神童がそのまま大人の一流演奏家になった」と言われている激レアな人です。
前回(3年前かな?)は少しオジサン化したキーシンでしたが、今回は演奏もご本人もレジュヴェネーションして、以前のキーシンに戻ったような印象を受けました。
技術がすごいのも、安心して聞けるのも、アフロヘアがかわいいのもキーシンならではですが、調子が悪くてもいい、というのもすごいところ(今日が調子悪かったという意味ではない。お疲れの様子ではありましたが・・・)。
いろいろな演奏家がいる中、正統派でオーソドックスなところが特に好きで、技術があるのに技術に走らないバランス感覚は嬉しく思うところです。美術でも何でも、そいうバランス感覚は重要だと思うからです。
クラシックは好きなのに、何せ非常に暗いので曲名などは詳しく知りません。。。 それでも知っている曲が比較的多かっただけに圧倒された今回の演奏、途中数曲は泣きそうになりました。特に後半が良かったです。
アンコールは7曲でしたが、別の会場では8曲だったそうで、韓国の新聞に載っていた記事を翻訳してもらったところ「アンコール10曲だった」そうです。曲目が気になります。
いつか生の「展覧会の絵」を聞きたい! と毎回思っています。
【本日の曲目】
★は感動したもの
プロコフィエフ:バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品Op.75より
少女ジュリエット
マキューシオ
★モンタギュー家とキャピュレット家 ・・・ソフトバンクのCMの曲だったっけ?
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番「戦争ソナタ」 Op.84
――――
ショパン:幻想ポロネーズ Op.61
★ショパン:マズルカ op.30-4,op41-4,op59-1
ショパン:12の練習曲
op.10より
第1番ハ長調
第2番イ短調
★第3番ホ長調「別れの曲」
★★第4番.嬰ハ短調 ・・・超すごい
★第12番ハ短調「革命」 ・・・この曲をよく弾いていた祖母を思い出す
op.25より
第5番ホ短調
第6番.嬰ト短調
第11番イ短調「木枯らし」
[アンコール]
★ショパン:ノクターン 第8番 変ニ長調 op.27-2 ・・・子どもの頃に母が弾いていたのを思い出す
プロコフィエフ:“4つの小品”op.4より 「悪魔的暗示」
★★プロコフィエフ:オペラ『3つのオレンジへの恋』より「行進曲」 ・・・超すごい
★ショパン:マズルカ 第47番 イ短調op.68-2
ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調「子犬」op.64-1
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 第3楽章「トルコ行進曲」 ・・・いまでもわたしが弾ける唯一の曲(恥)
ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op.64-2
キーシンの写真はネット上から転載させていただいています。
Sunday, April 12, 2009
Friday, April 10, 2009
日本相撲協会奉納大相撲
奉納大相撲のため靖国神社まで行ってまいりました。
快晴のこの日、靖国神社には桜が残っており、時折舞う桜吹雪のなんと美しいこと。
日中は25度とのことで14,000人もの観客だったそうです。
本場所とは異なり、とても和やかな雰囲気でした。
桜吹雪の中、化粧まわしをつけた力士が通りすぎると鬢づけ油の香りが漂ってきて、何ともいえない日本的な情緒が感じられました。
冷静に考えると、本場所後の力士衆は連日の移動で相当疲れているはず。
それにもかかわらずこうして元気な姿を見せてくださるのは、ファンにとってはとても嬉しいものです。
楽しい一日をありがとうございました。
快晴のこの日、靖国神社には桜が残っており、時折舞う桜吹雪のなんと美しいこと。
日中は25度とのことで14,000人もの観客だったそうです。
本場所とは異なり、とても和やかな雰囲気でした。
桜吹雪の中、化粧まわしをつけた力士が通りすぎると鬢づけ油の香りが漂ってきて、何ともいえない日本的な情緒が感じられました。
冷静に考えると、本場所後の力士衆は連日の移動で相当疲れているはず。
それにもかかわらずこうして元気な姿を見せてくださるのは、ファンにとってはとても嬉しいものです。
楽しい一日をありがとうございました。
赤ちゃん特集
把瑠都
日馬富士
朝青龍
取組
終了後
Monday, April 6, 2009
Jinju * チョ・インソンさん 空軍入隊のお見送り
On April 6, 2009 in Jinju(Korea), at the Republic of Korea Air Force Education and Training Command, Korean actor Zo Insung (Jo Insung) entered the air force.
---
コリアン・アクター チョ・インソンさんの空軍入隊のお見送りに同行してきました。
日本では「バリでの出来事」などで知られている俳優で、いわゆる韓流スターとはタイプが異なる、人間的な面でもとても魅力的な方です。
日本人には馴染みのない韓国の徴兵制度ですが、一定期間軍役に服することは韓国男性に義務づけられています。一部例外はあるようですが、俳優であれスポーツ選手であれ、陸海空のいずれかの軍隊に所属し服務を務めることになっています。
韓国の方やすでに除隊された方のお話などをうかがい、多くのことを考えさせられました。
徴兵制度には賛否両論があるようですが、韓国の男性の(良い意味で)昭和を思わせられる格好の良さ・男らしさには、兵役という大変な経験が生かされているのを感じさせられます。
さてさて。
チョ・インソンさんの場合は、実父の影響もあり以前より空軍への入隊を希望されていたそうですが、俳優であるという職業柄からも、第一線で服役したいという本人の希望は適わず、軍楽隊に所属するのだそうです。
それでも、兵役を免れようとする有名人が多い中、最も厳しいという空軍へ入隊するインソンさんの潔さを美しく思いました。
25ヵ月間の軍役に服するチョ・インソンさんを、大勢の報道陣と300名もの日韓のファンとが二手に分かれて待ちましたが、到着したインソンさんが「ちょっと待っててね」と言わんばかりに、真っ先にファンの前に顔を出してから報道陣の待つ方に向かわれたのが印象的でした。
その後、前の晩に眠れなかったような、たくさん泣いたような、本当に淋しそうな表情でファンの前に再び姿を現しました。
報道陣へのあいさつとは違う表情で、口元こそは笑っているものの、撮った写真を拡大してみると目に涙が浮かんでおり、泣いているのがわかりました。
唇をかみしてめて、目に焼き付けるようにゆっくりとファンの皆さんを見渡しており、本当に短いあいさつの言葉がありましたが、一生懸命涙をこらえている様子でした。
これまでにお別れの場に何度も立ち会い、去ってゆく人を見てきましたが、軍隊への入隊は、まるで修道院に入った友人を見送ったときの覚悟や悲しみ、まだ見ぬ世界への不安と勇気と似たようなものを感じました。
日韓のファンがそれぞれ大きな横断幕を用意して待っていてくれる(その横断幕はつなげられている)というのは、インソンさんにとっては言葉にはならない喜びの気持ちがあるでしょうし、励みになるのではないかと思います。これからの25ヵ月の間で何度も思い出すことになるのではないでしょうか。
またこの横断幕には、一人ひとりのファンが持つ、“大好きなインソンさんに気持ちを届けたい”という思いが込められているのだと思うと、一時期のお別れという淋しい場ではありますが、インソンさんにも十分に気持ちが伝わったのではないかと感じました。
早く移動するようにと、連れ去られるようにその場を後にしたインソンさんですが、名残惜しそうに後ろを振り返って手を振っていました。
この日は1800名が同じ空軍に入隊されたそうですが、それぞれの方が家族と淋しいお別れをしたのだと思います。
インソンさんはじめ、同じ日に入隊された方、また兵役中のすべての方が、元気に過ごされ、一回りも二回りも成長した姿で戻って来られるよう、お祈りしたいと思います。