Saturday, January 16, 2010

AVATAR


少し前の話ですが、「タイタニック」などで知られるジェームズ・キャメロン監督の最新作「アバター」を観てまいりました。
実は「タイタニック」は未見(てかチラ見)なのですが、一時期TVドラマの「ダーク・エンジェル」にはまっていたこともありましたよん。。。

今回は夕方にお誘いがあり、勢いでその日のレイトショーで観ることになりましたが、劇場に到着するや「THIS IS IT」の文字が。
「え、この劇場では1月9日から再上映じゃなかったの?」というやられた感とともに、既に手にしたチケットを無駄にしてまでも「THIS IS IT」を観たくなったのですが、そんな思いをグッとこらえて「アバター」を観てまいりました。


さて、「アバターは」勧善懲悪系の読めすぎるストーリーですが、単純なストーリーゆえに純粋に楽しかったです。
冒頭で若干話についてゆけない部分もありましたが、頭の中を整理しつつ遡ってみると「あ、そういうことね」と理解できました。またスレンダーなアバターがはじめて登場したときは「こええー」と思っていましたが、次第に愛着が湧いてきて(慣れてきて)、後半は「かわいい♥」と思えるようになりました。

キャメロン監督が長きに亘ってあたためてきた脚本が、技術の恩恵を賜ったことで成し得た映像化とのことですが、技術についてはよくわかりませんが、2時間半という長編にもかかわらず夢中になって観られる映画でした。
あ、最後はアバター(を演じた俳優)が若干疲れ気味で、ちょっと人間っぽくなってくるのが笑えます。


3D映画の鑑賞ははじめてだったので、不慣れな3Dグラスを気にしながらもアメリカンな映画を楽しむことができました。
この映画を3Dで見る必然性はあるのかどうか?と問われると、意外に広角風景系のシーンではあまり立体感がなく、3Dでなくても普通に引き込まれるような気もしました。
一箇所だけ弾丸をよけそうになったシーンがありましたが、自分が向かって行くよりも、何かが自分に向かってくる方が3Dの効果を楽しめるのかも?と思ったり。

奥行きのある映像なので視点を前後に遷移させながら鑑賞することになるのですが、これって目の体操になるかもよ。
日頃PCに向かって視線の位置が固定されているだけに、久々の目の運動で若干の充血があったものの、視力が良くなるような錯覚を覚えました(笑)


☆☆☆★(3.5点/5点満点)

写真は公式サイトから転載させていただいています。

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