Wednesday, March 4, 2009

Osaka * 朝稽古見学



所用で大阪に行ってきました。
生憎のお天気でしたが、実は生まれてはじめての大阪(途中下車もしたことありませーんでした)は、知人のアドバイスを受けて伊勢ヶ濱部屋の稽古見学に。本来の目的を忘れてすっかり愉しむことができました。

土俵は公園にあり、覗いてみると声が聞こえてきます。

稽古を終えた力士がふらふらと裸のままで寒空の下を歩いておられました。
屋外にあるテントは、連日の雨や風の厳しさを感じさせるべく泥まみれ。そのために中は少し見づらいのですが、決して良いとは言えない環境で毎日稽古していらっしゃる力士の皆さんの姿を間近で見ると、幕内だろうとそうでなかろうと、本当に応援したい気持ちになります。


さて、到着すると、その場にいたおじさんから
「安馬いないよ。どこかに稽古しに行っちゃったんだよ」
と一撃を食らいました。
ぐええ、と思いつつも、稽古見学はしたかったのでそのまま周囲の方々とお話ししていましたが、犬の散歩中の別のおじさんが偵察をしに行ってくださり、
「あっちに安馬いるよ!早くいきな!!」
との嬉しい情報。

反対側に回ってみるとホントに日馬富士関でした!
背中に「AMA」と書かれたジャージを着ていたので、すぐにわかりました(笑)



大阪の方は皆さんフレンドリーに声をかけてくださるので結構楽しいです。
国技館に行っていつも思うことなのですが、ほかのスポーツや芸能関係はファン層に偏りがある(ように感じる)のに対して、相撲って老若男女が応援していて、ファン層が広いのがよいですね。
若い人の方が控えめで、おじさんたちの方がパワフルなのでスゴイ。さすが国技! と思いました。


中の声もよく聞こえてくるのですが、その分外側で騒いでいる人たちの声もよく聞こえるのですよね。
大騒ぎしている人が力士から「シーッ!」と注意されていたので、私まで甚だ恐縮してしまいました。

私自身は毎日の仕事が本当にいやで辞めたくなることも多々ありますが、力士の皆さんにとっては稽古が仕事なのだということを改めて実感させられました。
それだけに、周囲で騒いで気を散らせてしまうことも申し訳なく思いました。



稽古後でお疲れのところを「ゴメンナサイ」という気持ちでいっぱいでしたが、ご親切にも日馬富士関には握手していただいて、名前入りサインまで書いていただいて、一緒にお写真も撮っていただきました。


日馬富士関、後ろ姿もステキでした☆
伊勢ヶ濱部屋の皆さん、日馬富士関、どうもありがとうございました m(_ _)m

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