Wednesday, January 28, 2009

CHE Part one


チェ・ゲバラの映画が公開されることを知り、しかもゲバラ役をベニチオ・デル・トロが演じるということで二重の意味で観たかった映画=「チェ 28歳の革命」を観た。
当初は今日観る予定はなかったのだが、衝動的に007とハシゴしてしまった。


ゲバラと言えば、このイラスト↑に最も親しみがあり、“カッコイイ革命家”という印象が強い。
革命のさなか、ハンモックの上でトルストイの小説を読むという話からも、その知性を感じ“カッコイイ”印象を与えられていたように思う。



ゲバラがカストロからキューバ革命の誘いを受ける場面からはじまるこの映画はドキュメンタリー・タッチで描かれており、ゲバラの活動と革命後のアメリカでのスピーチやインタビューの様子が交互に映し出され、革命の成功を意識させられる構成になっていた。
ゲバラの人となりがよくわかり、“カッコイイ革命家”の持つ愛情と信念が伝わってきた。

ベニチオ・デル・トロが(このために25kgのダイエットをしたそうだが)ゲバラに非常によく似ており驚かされたが、ゲバラに関するあらゆる情報を収集し、そしてそれを一旦打ち消して役に臨んだのだという。この映画ではベニチオ自身がプロデュースも担い、ロケハンや取材などを行ってきたのだが、そうした取材の中から、映画にゲバラ自身のエピソードを散りばめたのだそうだ。
(そのおかげで、ゲバラが喘息持ちであったことを知りちょっと嬉しい)



遠い存在であるようなゲバラは意外にも来日を果たしている。当時の日本では知名度が低かったようだが、池田勇人が面会したそうだ。

写真はCHE公式サイトから転載させていただいています。

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