Tuesday, March 31, 2009

Certificate of Debaptism



“THERE'S PROBABLY NO GOD.
NOW STOP WORRYING AND ENJOY YOUR LIFE”
(神は多分いない。くよくよするのはやめて人生を楽しもう)

これはNational Secular Society(NSS)という団体によって立ち上げられたイギリスでの無神論者のキャンペーンで、バスに書かれる予定の広告の言葉である。
これに先立ち、同じ団体では洗礼破棄証明書なるものを発行しているようで、国外であっても入手可能。イギリスでは羊皮紙に印刷された1500枚が購入され、ダウンロード販売では10万ダウンロードを越えているのだそうだ。

キリスト教に限らず宗教には個人の価値観が大きく影響するが、このようなキャンペーンが実施されるのは実に残念に思う。もとより、日本のように宗教意識が薄くキャンペーンすら起こり得ない(それ以前に無関心な)状態は寒々しく思う。

英国国教会は“「洗礼を破棄することは、個人と神との問題」だとし、同教会の公式な立場としては洗礼の記録を修正することはないとした。”そうだ。
簡単に賛否を述べることはできないが、ただただ残念に思う。

なお、この証明書の本文は以下のようになっている。

I ________ having been subjected to the Rite of Christian Baptism in infancy (before reaching an age of consent), hereby publicly revoke any implications of that Rite and renounce the Church that carried it out. In the name of human reason, I reject all its Creeds and all other such superstition in particular, the perfidious belief that any baby needs to be cleansed by Baptism of alleged ORIGINAL SIN, and the evil power of supposed demons. I wish to be excluded henceforth from enhanced claims of church membership numbers based on past baptismal statistics used, for example, for the purpose of securing legislative privilege.”



写真はNational Secular Society(NSS)から転載させていただいています。

Wednesday, March 4, 2009

Osaka * 朝稽古見学



所用で大阪に行ってきました。
生憎のお天気でしたが、実は生まれてはじめての大阪(途中下車もしたことありませーんでした)は、知人のアドバイスを受けて伊勢ヶ濱部屋の稽古見学に。本来の目的を忘れてすっかり愉しむことができました。

土俵は公園にあり、覗いてみると声が聞こえてきます。

稽古を終えた力士がふらふらと裸のままで寒空の下を歩いておられました。
屋外にあるテントは、連日の雨や風の厳しさを感じさせるべく泥まみれ。そのために中は少し見づらいのですが、決して良いとは言えない環境で毎日稽古していらっしゃる力士の皆さんの姿を間近で見ると、幕内だろうとそうでなかろうと、本当に応援したい気持ちになります。


さて、到着すると、その場にいたおじさんから
「安馬いないよ。どこかに稽古しに行っちゃったんだよ」
と一撃を食らいました。
ぐええ、と思いつつも、稽古見学はしたかったのでそのまま周囲の方々とお話ししていましたが、犬の散歩中の別のおじさんが偵察をしに行ってくださり、
「あっちに安馬いるよ!早くいきな!!」
との嬉しい情報。

反対側に回ってみるとホントに日馬富士関でした!
背中に「AMA」と書かれたジャージを着ていたので、すぐにわかりました(笑)



大阪の方は皆さんフレンドリーに声をかけてくださるので結構楽しいです。
国技館に行っていつも思うことなのですが、ほかのスポーツや芸能関係はファン層に偏りがある(ように感じる)のに対して、相撲って老若男女が応援していて、ファン層が広いのがよいですね。
若い人の方が控えめで、おじさんたちの方がパワフルなのでスゴイ。さすが国技! と思いました。


中の声もよく聞こえてくるのですが、その分外側で騒いでいる人たちの声もよく聞こえるのですよね。
大騒ぎしている人が力士から「シーッ!」と注意されていたので、私まで甚だ恐縮してしまいました。

私自身は毎日の仕事が本当にいやで辞めたくなることも多々ありますが、力士の皆さんにとっては稽古が仕事なのだということを改めて実感させられました。
それだけに、周囲で騒いで気を散らせてしまうことも申し訳なく思いました。



稽古後でお疲れのところを「ゴメンナサイ」という気持ちでいっぱいでしたが、ご親切にも日馬富士関には握手していただいて、名前入りサインまで書いていただいて、一緒にお写真も撮っていただきました。


日馬富士関、後ろ姿もステキでした☆
伊勢ヶ濱部屋の皆さん、日馬富士関、どうもありがとうございました m(_ _)m