Sunday, February 10, 2008

マラーホフの贈り物



今年2度目のバレエ「マラーホフの贈り物」を観に行って来た。

実は昨年上演が予定されていたのだが、主演であるベルリン国立バレエの監督:ウラジーミル・マラーホフの膝の手術により敢え無く延期・・・ まだ本調子ではなく、演目の変更こそあったものの、今日、無事にマラーホフの舞台を観ることができた。



今回の来日では、ニジンスキー版とロビンズ版との2種類の「牧神の午後」の上演が予定されていたが、ニジンスキーの「牧神の午後」でバレエファンになった私は、迷うことなくニジンスキー版の「牧神の午後」を選択。
開幕と同時に牧神パンの姿で登場したマラーホフ(一番上の写真)は実にチャーミングだった。
何でもメイクに1時間かかるのだとか。





圧巻だったのは「カルメン」のマリーヤ・アレクサンドロワ。とにかく素晴らしかった。

【本日の演目】
  • 「牧神の午後」 ウラジーミル・マラーホフ
  • 「エスメラルダ」  ヤーナ・サレンコ、ズデネク・コンヴァリーナ
  • 「カルメン」  マリーヤ・アレクサンドロワ、セルゲイ・フィーリン
  • 「くるみ割り人形」 イリーナ・ドヴォロヴェンコ、マクシム・ベロツェルコフスキー
  • 「白鳥の湖」第2幕 〈全編〉 ポリーナ・セミオノワ、ウラジーミル・マラーホフ
  • 「白鳥の湖」より“黒鳥のパ・ド・ドゥ” マリーヤ・アレクサンドロワ、セルゲイ・フィーリン
  • 「アレス・ワルツ」  ポリーナ・セミオノワ
  • 「スプレンディッド・アイソレーション」 イリーナ・ドヴォロヴェンコ、マクシム・ベロツェルコフスキー
  • ドン・キホーテ」  ヤーナ・サレンコ、ズデネク・コンヴァリーナ
  • 「ラ・ヴィータ・ヌォーヴァ」 ウラジーミル・マラーホフ



マラーホフはとにかくチャーミングで、前から4列目だったおかげで表情もバッチリ見ることができた。
ピョンピョン跳んで、クルックル回る姿が観られなかったのは残念だったが、マラーホフの舞台を観ることができただけで満足だった。

写真はネット上の画像から転載させていただいています。

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