Tuesday, August 26, 1997
Documenta X, Kassel
アジアバッシングで開催前から物議を醸した1997年のDocumenta X。韓国はじめアジアの現代アートの発展が目覚ましいこのご時世にも関わらず、アジアの作家を悉く無視した“初の女性キュレイター”の真価が問われる展覧会になったのではないかと思う。
はるばる訪れたこのDocumenta Xは、私にとってはあまり面白みのないものだった。
唯一気に入ったのがウィリアム・ケントリッジの映像作品。これだけは本当によかった。
William Kentridge